スマートフォンの普及に伴い、カーナビアプリの利用者も年々増加しています。
従来の車載カーナビと比較して、導入コストの低さや地図情報の自動更新など、多くのメリットがあるカーナビアプリ。本記事では、2025年最新の人気カーナビアプリをランキング形式でご紹介します。
ドライブをより快適かつ安全にするためのパートナーとして、あなたに最適なカーナビアプリを見つけてください。
カーナビアプリを利用するメリット・デメリット
メリット
- 導入コストが低い:一般的な車載カーナビは安くても2万円程度しますが、カーナビアプリは無料のものが多数あります。有料アプリでも買い切りで1,000円程度、月額500円程度とリーズナブルです。
- 地図情報の更新が簡単:車載カーナビの地図更新には15,000円程度かかることもありますが、アプリは自動的に最新の地図情報に更新されます。
- リアルタイム情報の取得:渋滞情報や工事情報、事故情報などをリアルタイムで取得でき、最適なルートを提案してくれます。
- 多機能性:周辺のグルメ情報、駐車場の空き状況、ガソリンスタンドの価格などの情報も確認できるアプリが多いです。
デメリット
- バッテリー消費が激しい:常に多くの情報を受信するため、スマートフォンのバッテリーの消耗が早くなります。
- 通信量を消費する:データ通信を利用するため、通信量が多くなる可能性があります。通信制限がかかるとナビ機能が制限されることもあります。
- 端末依存:スマートフォンの性能や電波状況によって、アプリの動作が不安定になることがあります。
カーナビアプリを選ぶポイント
1. 対応OSの確認
お使いのスマートフォンのOS(iOSまたはAndroid)に対応しているアプリを選びましょう。多くのカーナビアプリは両方のOSに対応していますが、機能や使い勝手に差がある場合もあります。
2. 無料か有料か
基本的な機能は無料で利用できるアプリが多いですが、オービス情報やドライブレコーダー機能など、有料版でのみ利用できる機能もあります。自分に必要な機能を確認した上で選びましょう。
3. オフライン対応
電波の届きにくい山間部や通信量を節約したい場合は、事前に地図データをダウンロードしてオフラインでも利用できるアプリがおすすめです。
4. ルート検索の精度
複数のルート候補を提示してくれるか、渋滞を考慮したルート案内をしてくれるか、といった点も重要です。特に初めて行く場所では、正確なルート案内が必要不可欠です。
5. 特殊車両への対応
バイクやトラックを運転する場合は、それぞれの車両に特化したアプリを選ぶと便利です。車両の大きさに合わせたルート検索や、バイク専用道路の案内などが可能です。
人気カーナビアプリランキングTOP10
1. Google マップ
料金:無料
対応OS:iOS/Android
Googleが提供する地図サービスで、カーナビアプリとしての利用率は8割以上と圧倒的な人気を誇ります。ストリートビューとの連携で目的地の建物外観や位置が確認しやすく、検索機能も優れています。
メリット
- 検索精度が高く、曖昧な検索ワードでも目的地を探し出せることが多い
- 世界中どこでも利用可能で、海外旅行時にも便利
- 飲食店やスポットの口コミ情報が豊富
デメリット
- 狭い道や車が通れない道まで案内することがある
- 高速道路料金の表示が限定的
2. Yahoo! カーナビ
料金:基本無料(一部機能有料)
対応OS:iOS/Android
日本のカーナビ事情に特化した純国産のカーナビアプリ。ゼンリン製の地図データを使用し、車載カーナビに近い使い勝手の良さが特徴です。
メリット
- 広い道を優先的に案内し、現実的なルートを提案
- 高速道路のジャンクションや出口案内が分かりやすい
- 高速道路利用時の料金表示が正確で、ETCの有無まで設定可能
デメリット
- 検索機能はGoogleマップより劣ることがある
- オフライン機能には対応していない
3. NAVITIME(ナビタイム)
料金:基本無料(プレミアム機能は有料)
対応OS:iOS/Android
約5,100万人が利用する日本最大級のナビゲーションサービス。多彩な交通手段に対応し、乗り換え案内から車のナビまで幅広く対応しています。
メリット
- 車・電車・バス・飛行機など様々な交通手段に対応
- 全国700万件以上のお店・施設情報を収録
- 航空券やレンタカーの予約も可能
デメリット
- 高機能な分、操作が複雑に感じることがある
- ナビゲーション機能のフル活用には有料プランが必要
4. カーナビタイム
料金:有料(月額600円程度~)
対応OS:iOS/Android
NAVITIMEが提供する高機能なカーナビアプリ。オフライン対応や詳細な交通情報など、高い機能性が特徴です。2019年度グッドデザイン賞受賞。
メリット
- オフライン対応可能で通信環境が不安定な場所でも利用可能
- ドライブレコーダー機能搭載
- 8種類のルートパターンから選択可能
デメリット
- 月額料金がかかる
- 初心者には機能が多すぎて使いこなすのが難しいことも
5. Waze(ウェイズ)
料金:無料
対応OS:iOS/Android
Googleが所有するユーザー参加型のカーナビアプリ。ユーザー同士が渋滞や事故情報などをリアルタイムで共有することで、より正確な道路情報を提供します。
メリット
- ユーザーからのリアルタイム情報で渋滞回避や最適ルートを提案
- 取締りやオービスの位置も表示
- シンプルで見やすい画面デザイン
デメリット
- 日本ではまだユーザー数が少なく、情報量が限られる
- 渋滞回避のために極端に狭い道を案内されることがある
6. ドライブサポーター by NAVITIME
料金:基本無料(プレミアム機能は有料)
対応OS:iOS/Android
NAVITIMEが提供するシンプルなカーナビアプリ。初心者にも使いやすいシンプルな設計が特徴です。
メリット
- シンプルな画面設計で操作が簡単
- リアルタイムの交通情報を反映
- ナビ機能は無料で利用可能
デメリット
- 「カーナビタイム」に比べるとルート検索のバリエーションが少ない
- 有料プランに加入しないと使えない機能がある
7. EVカーナビ by NAVITIME
料金:基本無料(プレミアム機能は有料)
対応OS:iOS/Android
電気自動車ユーザーのために設計された専用カーナビアプリ。充電スタンドの位置情報や利用状況をリアルタイムで確認できます。
メリット
- 充電スタンドの位置情報や利用状況をリアルタイムで確認可能
- 電気自動車の航続距離を考慮したルート案内
- エコドライブのサポート機能
デメリット
- 電気自動車以外のユーザーには特化した機能が多い
- 充電スタンドを考慮した詳細なルート案内は有料プラン
8. MapFan
料金:基本無料(プレミアム機能は有料)
対応OS:iOS/Android
インクリメントPが提供する老舗の地図サービス。詳細な地図情報と使いやすいインターフェースが特徴です。
メリット
- 詳細な地図情報
- 使いやすいインターフェース
- 豊富な観光情報
デメリット
- 他のアプリと比べて知名度が低め
- 一部機能は有料会員限定
9. navico(ナビコ)
料金:無料
対応OS:iOS/Android
シンプルな操作性とクリアな案内が特徴のカーナビアプリ。初心者にも使いやすいデザインが人気です。
メリット
- シンプルな操作性
- クリアな音声案内
- 基本機能を無料で利用可能
デメリット
- 他の高機能アプリと比べると機能が限定的
- 詳細な交通情報やスポット情報は少なめ
10. カーナビ by ZENRIN
料金:無料(一部広告あり)
対応OS:iOS/Android
地図会社ゼンリンが提供する正確な地図情報を活用したカーナビアプリ。信頼性の高い地図データが特徴です。
メリット
- 信頼性の高いゼンリンの地図データを使用
- シンプルで使いやすい操作画面
- 広告表示はあるが無料で利用可能
デメリット
- 他のアプリと比較して機能が限定的
- 広告表示が気になる場合がある
カーナビアプリの上手な活用法
複数のアプリを併用する
それぞれのアプリに長所・短所があるため、状況に応じて複数のアプリを使い分けるのも一つの方法です。例えば、目的地検索はGoogle マップ、実際のナビゲーションはYahoo! カーナビといった使い方ができます。
事前にダウンロードしておく
オフライン対応のアプリは、旅行前に目的地周辺の地図データをダウンロードしておくと安心です。電波の届かない場所でも問題なくナビゲーションが利用できます。
スマホホルダーとモバイルバッテリーを用意する
安全運転のためにスマホホルダーは必須アイテム。また、バッテリー消費が激しいため、長時間のドライブにはモバイルバッテリーや車載充電器も用意しておくと安心です。
まとめ
カーナビアプリは従来の車載カーナビと比較して、コストパフォーマンスの高さやリアルタイム情報の取得など多くのメリットがあります。自分の使い方に合わせて最適なアプリを選び、快適なドライブライフを送りましょう。
今回ご紹介したランキングを参考に、あなたのドライブをサポートしてくれるベストパートナーを見つけてください。


