【ダイソーVSセリア】卵を泡立てる100均グッズ徹底比較!勝者はどっち

100均のキッチンアイテムとして人気のダイソーとセリア。どちらも卵の白身をふわふわなメレンゲに泡立てるための専用グッズを販売しています。今回は、それぞれの特徴や使いやすさ、泡立てにかかる時間などを実際に比較し、どちらが勝者となるのかを徹底検証してみました。

製品概要と特徴

ダイソー「ふわ泡ホイッパー」

・卵の白身専用にデザインされたホイッパー
・2枚羽根構造で、泡立てる際に適度な空気を取り込みやすくする設計
・黄身分けの機能はなく、別の器で黄身を移す必要がある
・ハンドル部分には可愛らしいヒヨコのモチーフが付いており、持ったときの滑りにくさも考慮されている

セリア「ふわふわエッグメーカー」

・黄身分け機能付きで、卵を割った際に自動的に黄身と白身を分離できる工夫が施されている
・羽根は1枚構造で、デザイン自体はシンプルな一方、効率的に泡立てするには工夫が必要な設計
・ハンドルは棒状のシンプルなデザインで、握る部分の滑りやすさが少し課題に

テスト方法と実施条件

実際に対決形式で使用感と泡立ての速さに焦点をあてた実験を行いました。手順は以下の通りです。

実施手順

1. 両方の製品とも、使用前にパッケージを開封して確認。
2. 卵を割り、白身と黄身を分ける際、必要な場合は別途器具を使用する。
3. 各グッズで白身を容器内に入れた後、指定されたライン付近を目安に泡立て作業を開始。
4. ストップウォッチで計測し、泡立て開始からメレンゲ完成までの時間を記録。
5. 最終的な泡立ちの均一さ、白身の充填状態、溢れ具合なども評価ポイントとする。

実際の対決結果

ダイソー「ふわ泡ホイッパー」

・作業開始後、タイマーが30秒経過した段階で大きな泡が形成され、順調に進行。
・1分経過時には泡が細かくなり、全体として体積が容器のラインを上回るまでに成長。
・最終的に1分31秒で泡立てが完了。
・容器内は均一にメレンゲが詰まっており、黄身の分離が不要な点や、握りやすいハンドルが好印象となった。

セリア「ふわふわエッグメーカー」

・黄身分け機能により、黄身が自動的に上部に残るため、白身だけでスムーズな作業が可能。
・しかし、羽根が1枚という設計のためか、泡立ての動きは軽快な反面、細かい泡を作る工程で時間がかかる。
・実際、1分31秒時点ではまだ泡立てが十分に進まず、最終的に2分7秒に到達して泡立て完了。
・また、シンプルなハンドルデザインのためか、握力の強さが要求され、滑りやすさが作業に影響を及ぼした。

比較ポイント

考察と総評

今回の対決では、卵の白身をふわふわに泡立てるという目的において、ダイソーの「ふわ泡ホイッパー」がセリアの製品に比べてタイムアタックで優位な結果となりました。
特に、2枚羽根の設計による力の分散と、持ち手のヒヨコモチーフによる滑りにくさは、実際の泡立て作業で大きなアドバンテージとして働いています。

一方、セリアの「ふわふわエッグメーカー」も黄身分け機能など、作業の手間を省く点では高く評価できる機能が搭載されています。しかし、泡立て自体のスピードと均一性においては、1枚羽根が影響し、想定以上に時間がかかってしまいました。また、シンプルなハンドルが握りにくい点も、継続的な使用に際してのデメリットと言えるでしょう。

料理をするシーンにおいて、迅速にふわふわのメレンゲを作りたい場合は、ダイソーのアイテムが適しています。一方で、卵の黄身と白身を手間なく分けたいユーザーにとっては、セリアの製品も魅力的な選択肢となり得ます。どちらの製品も100円という低価格ながら、専用グッズならではの機能性と独自の工夫が施されている点は評価に値します。

まとめ

今回の100均グッズ対決では、ダイソーの「ふわ泡ホイッパー」が1分31秒という速さで完璧なメレンゲを作り上げ、セリアの「ふわふわエッグメーカー」を30秒以上の差で上回る結果となりました。
しかし、作業の効率や使うシーンに応じて、黄身分けなどの機能を求める場合はセリアの製品にも一考の余地があります。最終的な選択は、使用者の求める機能と調理スタイルに依存するため、「速さ重視か、利便性重視か」で判断すると良いでしょう。