この記事の監修
株式会社フ.リー|美容・健康プロダクト開発 / AI集客支援
当社は、エステサロンや美容クリニック向けに業務用美容機器の提供や集客支援を行っています。この記事では、ヤクルト本社の公式情報と査読済み論文をもとに、ヤクルト1000の効果的な飲み方を解説します。
この記事のポイント
- ヤクルト1000の機能性表示:「ストレス緩和」「睡眠の質向上」「腸内環境改善」(届出番号D279)
- 94名を対象とした二重盲検試験で、深い睡眠の維持とストレスホルモン抑制が確認済み
- 飲むタイミング(朝or夜)で効果が変わるエビデンスはない。続けやすい時間帯でOK
- 1本あたり糖質14.1g(63kcal)。飲みすぎ・糖尿病の方は注意
ヤクルト1000とは? 基本スペック
ヤクルト1000は、ヤクルト史上最高密度の乳酸菌シロタ株(L. casei YIT 9029)を含む機能性表示食品です。
| 項目 | ヤクルト1000(宅配) | Y1000(店頭) |
|---|---|---|
| 内容量 | 100ml | 110ml |
| シロタ株 | 1,000億個 | 1,100億個 |
| 濃度(1mlあたり) | 10億個 | 10億個(同じ) |
| カロリー | 63kcal | 約70kcal |
| 糖質 | 14.1g | 約15.5g |
| 販売方法 | 宅配専用 | コンビニ・スーパー |
| 価格 | 130円(税別) | 150円(税別) |
機能は同じです。違いは容量・販売方法・価格のみ。コンビニで買えるのがY1000、宅配がヤクルト1000です。
ヤクルト1000の3つの機能【臨床試験で実証済み】
ヤクルト1000は以下の機能性表示が消費者庁に届出されています(届出番号:D279)。
届出表示(公式)
「本品には乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)が含まれるので、一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスをやわらげ、また、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能があります。さらに、乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)には、腸内環境を改善する機能があることが報告されています。」
機能1:ストレスの緩和
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 被験者 | 140名(医学部4年次生の男女) |
| 期間 | 8週間 |
| 結果 | 唾液中コルチゾール(ストレスホルモン)の上昇が有意に抑制 |
試験期間(学術試験前)のストレスがかかる状況で、シロタ株を摂取したグループはストレスホルモンの上昇が抑えられました。
機能2:睡眠の質の向上
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 論文 | Beneficial Microbes, 2017, 8(2): 153-162 |
| 被験者 | 94名(二重盲検・プラセボ対照試験) |
| 期間 | 11週間 |
| 結果 | 深い睡眠(ノンレムステージ3)の時間が有意に維持。デルタパワー(熟眠の指標)が向上。起床時の眠気スコアが改善 |
プラセボ群はストレス増加に伴い深い睡眠が悪化しましたが、シロタ株摂取群は良好な睡眠の質を維持しました。
出典:Takada M, et al., Beneficial Microbes, 2017;8(2):153-162 / ヤクルト中央研究所「脳腸相関と乳酸菌」
機能3:腸内環境の改善
健康な成人10名を対象とした4週間の試験で、シロタ株が生きたまま腸に到達し、腸内の善玉菌数が増加することが確認されています。また、排便回数が週4回以下の21名を対象とした試験では、飲用2週目から排便回数が有意に増加しました。
朝と夜、どっちに飲むのが正解?
結論から言うと、どちらでもOKです。
ヤクルト本社の公式見解は「いつ飲んでも構いません。毎日続けることが大切です」というもの。飲むタイミングで効果が変わることを検証した臨床試験は公表されていません。
| タイミング | こんな人におすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 朝食時 | お腹の調子を整えたい人 | 腸は朝に最も活発。朝食と一緒に摂ると消化・吸収の流れに乗りやすい |
| 夕食後〜寝る1〜2時間前 | 睡眠の質を上げたい人 | 就寝前にリラックスのルーティンとして取り入れやすい |
| 決まった時間ならいつでも | とにかく続けたい人 | 継続が最も重要。飲み忘れない時間帯がベスト |
重要なのはタイミングではなく「毎日続けること」です。臨床試験でも効果が確認されたのは数週間〜数ヶ月の継続摂取後でした。
飲む前に知っておくべき注意点
1. 糖質14.1g(1本あたり)
ヤクルト1000は1本で63kcal・糖質14.1gを含みます。角砂糖約4個分に相当します。毎日飲むとそれだけで月に糖質約420g、約1,890kcalの追加摂取になります。
糖質が気になる方には、2025年3月発売の「ヤクルト1000 糖質オフ」(43kcal、糖類44%オフ)もあります。
2. 乳糖不耐症の方
乳糖を分解する力が弱い方は、腹痛や下痢が起きる可能性があります。ただし発酵乳製品は製造過程で乳糖が一部分解されるため、牛乳より症状が出にくい傾向があります。心配な方は少量から試してみてください。
3. 1日1本が目安
多く飲んでも効果は加速しません。過剰摂取は一時的な腹部膨満感や下痢の原因になります。1日1本の継続が基本です。
4. 糖尿病の方は主治医に相談
糖質14.1g/本を含むため、糖尿病で糖質管理をしている方は、摂取前に担当医に相談してください。
5. 就寝直前は避ける
糖分を含むため、就寝直前の摂取は虫歯のリスクがあります。飲んだ後は歯磨きをするか、寝る1〜2時間前までに飲むようにしましょう。
効果を高める食べ合わせ
| 食品 | 相乗効果 |
|---|---|
| 食物繊維(野菜・果物・全粒穀物) | 善玉菌のエサとなり、乳酸菌の働きをサポート |
| 発酵食品(納豆・ヨーグルト・味噌) | 多様な善玉菌を摂取でき、腸内フローラの多様性が高まる |
| オリゴ糖(バナナ・玉ねぎ・ごぼう) | プレバイオティクスとして善玉菌の増殖を促進 |
参考文献
- Takada M, et al.「Beneficial effects of Lactobacillus casei strain Shirota on academic stress-induced sleep disturbance in healthy adults」Beneficial Microbes, 2017;8(2):153-162
- ヤクルト本社「Yakult1000 商品情報」
- ヤクルト中央研究所「脳腸相関と乳酸菌の影響」
- 消費者庁 機能性表示食品データベース 届出番号D279